コストを抑えて「業務の可視化」と「セキュリティ対策」を実現!業務効率化や社内ルール作成のきっかけに!
株式会社小出製作所 様
アルミダイカスト用金型の製造を主な事業に、海外5拠点へ進出を果たし、現在も世界最先端の金型技術をベースとした最終製品製造技術提案企業へと変貌を続ける株式会社小出製作所 様にお話しを伺いました。
生産性向上
業務効率化
コスト削減
セキュリティ対策
Eye“247” Work Smart Cloud 導入前後
導入前の課題
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社内の業務の効率化、生産性を向上したいと考えていたが、社員の働き方が可視化できていなかった。
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セキュリティ面も強化したいが、コストがかけられず悩んでいた。
導入後の効果
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PC業務を可視化することで、日々の業務の改善点が見つかった。
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会社として認めていないツールの利用を発見し、社内ルール作成のきっかけになった。
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情報セキュリティに対する意識づけと社内環境の整備に活用できた。
導入インタビュー
今回、お話しを伺った方
・金型企画部 部長
小長井 俊男 様
事業内容について
株式会社小出製作所は、自動車関連の部品や大型アルミダイカストに特化した金型を作るメーカーです。現在、韓国、中国、インドに海外拠点を5つ持ち、グローバル展開により、先進技術を駆使し複合的に「人・物・設備」のレベルアップを図っています。
精密な金型製品は、お客様から高い評価をいただいておりますが、どのように社会にもっと貢献できるかを常に研究し、高精度な機械設備でIoT、AI時代に向けた技術を学び取ることに日々取り組んでおります。
「見えない」問題を解決へ!社員の1日の業務内容を効率化!
社員の業務内容をみて改善の糸口が見つかりました
当社は製造業で設備の稼働状況は見えるのですが、会社として、PC業務中心の「営業部門、総務部門、設計部門、プログラマー」などの「業務を可視化したい」と意見があり、業務可視化ツールの導入を検討し始めました。
併せて、セキュリティ面が整備しきれておらず、強化したいと思っていたのですが、大きな予算は投下できないという悩みがありました。そんな中『Eye“247” Work Smart Cloud』と出会い、一つのツールで「業務可視化」と「セキュリティ対策」ができることを知り、トライアルで弊社のニーズとずれがないことを確認できたため、導入を決めました。
実際の運用が始まり、可視化されたデータを見ていたところ、日々の業務についてあることに気が付きました。それまで、設計部門は一日中CAD/CAMを使って業務をしていると思い込んでいたのですが、実際にはCAD/CAMを使った業務よりメールやExcelの業務が多いことを知り、驚きました。
また、メールについて深堀りしていくと、エビデンス代わりにいろんな社員にCcを付けて送信することで、本当に重要なメールに気づかなかったり、業務の遅延や業務効率化の妨げになっていることがわかりました。
メールのルール等を定めることで本来の業務に専念してもらえるようになり、生産性の向上につながるのではと考えています。
許可されていないツールの使用を発見、運用ルール作成のきっかけに
業務可視化を行ってから、メールとは別に会社で許可されていないチャットツールを使ってコミュニケーションをとっている社員がいることがわかりました。
チャットがコミュニケーションの活性化や円滑な情報共有につながることは理解していますが、チャットでのコミュニケーションが思ったよりも多く、連絡のやり取りだけで満足し、本来の業務に割く時間が減っているように感じられました。
もともと会社で統一したチャットツールはなかったため使用ルールも確立されておらず、「情報共有の範囲が限られる」「記録が残りにくい」などの問題もあることから、今はチャットを社内公式ツールとして使わないことにしました。
メールの運用ルールが整っていないうちにチャットツールを使用してもコミュニケーションに費やす時間がさらに増えてしまうため、メールの運用ルールが整ってから検討できればと考えております。
チャットは送受信のタイムラグが少なくリアルタイムの連絡ができるので、メールとうまく使い分けることで、より効率よく業務ができると思っています。
データ漏えい・喪失など、セキュリティに関する危機意識を高めることができた
社員に対して、情報セキュリティに対する意識づけと社内環境の整備に活用
『Eye“247” Work Smart Cloud』を導入してから、外部デバイスの使用履歴を定期的に確認するようにしたところ、特定の従業員が個人のUSBを使用していることが判明しました。
使用用途は大きな問題や情報漏えいにつながるものではなかったのですが、セキュリティ上良くはないので注意しました。
弊社は、セキュリティ事故や被害にあったことがないため、未然に防ぐためには何を気をつけたらいいのかわからない社員も多いと思っています。
今回の件で、改めて社内でUSBの利用に関する危険性を共有し、情報漏えいを防ぐ意識を持たせることができました。
今後のEye“247” Work Smart Cloudの活用方法について
他のツールとの連携も視野に入れて、業務効率化に活用していきたい
業務可視化ツールを入れたことで、今まで見えなかった部分が見えるようになり、生産性の向上に繋がるきっかけになっておりますが、まだまだ会社として改善していきたいところはあります。
現在、工程管理や作業日報などを一つのシステムで一元管理しており、『受注番号』ごとにどれだけの工数・コストがかかっているか、進捗はどのくらいかを把握するために作業内容を都度入力しています。
Excelや資料作成などのファイル名に『受注番号』や『部品番号』を入れて『Eye“247” Work Smart Cloud』の作業ログに表示できるようにすれば、データをCSV出力して工程管理システムに読み込ませることで入力の効率化と正確性を上げられると思っております。
将来的にAPIなどで、システムと『Eye“247” Work Smart Cloud』を自動連携できれば、さらに効率的な管理ができるようになると思います。
当社は「良い品を安く速く」を社是として掲げているため、社内での業務を最大限効率化し、人的コストが削減できる環境をつくっていきたいです。