【プロンプト例付き】AI分析×『Eye“247” Work Smart Cloud』可視化したデータで情報漏洩リスクを見つける方法とは?
- 2 日前
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更新日:2026年4月8日

『Eye“247” Work Smart Cloud』は「誰が・いつ・どのくらいの時間・どんなPC操作をしたか」を1分単位で記録する強力なログ収集機能を備えています。
近年、この詳細な客観的データをCSVでダウンロードし、ChatGPTやGeminiなどの生成AIに読み込ませて高度な分析を行う活用法が注目されています。
この記事では、AIデータ分析の基礎と、『Eye“247” Work Smart Cloud』で取得したログをどのようにAI分析に活用するのか、その方法とプロンプト例をご紹介します。
※AI活用の際は、入力したデータがAIの「学習データ」として利用されない設定でのデータ入力を強く推奨いたします。
■ AIデータ分析とは?『Eye“247” Work Smart Cloud』データ活用の基本
AIデータ分析とは、蓄積されたデータをAI(人工知能)で分析し、業務上の特定パターンや異常、改善点を見つけ出す手法のことです。
『Eye“247” Work Smart Cloud』では、PC操作ログや作業時間、ソフトウェア利用状況など、企業活動におけるさまざまなデータを収集できます。これまで感覚的にしか把握できなかった組織課題が、意思決定に活用できる情報へと変わります。
つまり、データを“見る”段階から、“活用する”段階へと進化させるのがAIデータ分析です。
■ 収集したデータを「宝の山」に変えるAI活用の3大メリット
『Eye“247” Work Smart Cloud』のデータをAIで分析することには、主に3つの大きなメリットがあります。
分析時間の圧倒的短縮: 数千行、数万行のCSVデータから必要な情報を抽出・集計する作業が、AIなら数秒で完了します。
「隠れた課題」の発見: 人間の目では気づきにくい、特定部署の業務過多や、セキュリティリスクの予兆をAIが特定します。
客観的な意思決定: 感情や主観を排除し、事実に基づいた経営判断やマネジメントが可能になります。
■ 情報漏洩リスクをAIデータ分析で見つける
AIデータ分析では業務改善や生産性向上に加え、情報漏洩リスクの発見にも活用できます。情報漏洩の多くは、悪意のある持ち出しだけでなく、従業員の「不注意」や「独自の判断」からも発生します。
『Eye“247” Work Smart Cloud』には、情報漏洩や内部不正につながる操作(USBの使用、印刷、ファイル操作など)を制限・制御し、リスクを可視化する機能が備わっています。
また、CSVを出力してAIに読み込ませることで、「どのような文脈でリスクが発生しているか」を深掘りして見つけることができます。
■ 【印刷ログ】情報漏洩リスクのある印刷を見つける
紙媒体からの情報漏洩を防ぐため、『Eye“247” Work Smart Cloud』には、1ヶ月あたりの印刷枚数に上限を設け、超過時に管理者へアラート通知したり印刷を禁止したりする標準機能が備わっています。
日々のリアルタイムな対策にはこの制御機能が有効ですが、CSVデータをAIで分析することで、潜在的な漏洩リスクや予兆を見つけ出すことが可能になります。
分析に適したログ
対象ログ: 「印刷」
出力される主な項目(印刷ログの場合): 処理日時、社員名、ドキュメント名、枚数、プリンター名、印刷色(カラー・モノクロ)、両面印刷など
※プリンタードライバーの仕様により、カラー/モノクロの判定が正しく行えない場合があります。
CSV出力の操作手順
管理画面メニューの 「ログ情報」 から、目的に応じて 「印刷」 をクリックします。
画面上部の「検索内容」エリアで条件を指定します。
処理日時: 調査したい期間を設定します。
キーワード: 特定のドキュメント名やプリンター名で絞り込みたい場合は、検索文字に入力します。
「検索」 または 「さらに絞り込む」 ボタンをクリックしてデータを抽出します。
「CSV出力」 ボタンをクリックしてダウンロードします。
AIへの指示(プロンプト)例: 「添付の『印刷ログCSVデータ』を分析してください。以下の条件に合致するログを情報漏洩リスクとして抽出し、ユーザー名と日時、ドキュメント名をリストアップしてください。」
業務時間外(20時〜翌朝7時)に行われた印刷
1回の印刷枚数が50枚以上のもの
ドキュメント名に『顧客』『見積』『社外秘』が含まれるもの」
実際の出力結果▼
ChatGPT

Gemini

■【個人情報保持チェック】どのような個人情報を誰が持っているか把握する
誰がどの重要ファイルにアクセスしているかを把握することは、ガバナンスの第一歩です。
『Eye“247” Work Smart Cloud』は24時間周期でPC内(デスクトップやドキュメントなど)を自動スキャンし、氏名・住所(都道府県)・マイナンバー・電話番号などが指定件数(5件、10件など)以上含まれるファイルを検知します。
また、指定件数以上の個人情報を含むファイルや特定キーワードを含むファイルがPC内に存在した場合に、管理画面のログとして自動的に記録・可視化されます。
これに加えて、CSVファイルをAIで分析をすることで、隠れたリスクをマクロな視点で早期に把握できるようになります。
分析に適したログ
対象ログ: 個人情報ログ
出力される主な項目: 取得日時、コンピューター名、ユーザーID、社員名、状態(検知・保持・削除)、ファイル名、ファイルパス、検知種類(個人情報数・ファイル名)、検知キーワード、個人情報数、最初取得日時など。
CSV出力の操作手順
管理画面のメニュー「ログ情報」から「個人情報」を選択します。
出力したい処理日時や特定のキーワードなどを指定して検索・絞り込みを行います。
「CSV出力」ボタンをクリックしてデータを出力します。
AIへの指示(プロンプト)例: 「添付の『個人情報ログCSV』を読み込み、ユーザーごとに保持している『個人情報を含むファイル数』のランキングを作成してください。また、検知キーワードに『マイナンバー』が含まれるファイルを持っているユーザーとそのファイルパスをすべて抽出してください。」
実際の出力結果▼
ChatGPT

Gemini

■【URLログ】シャドーIT(シャドーAI)を見つける
『Eye“247” Work Smart Cloud』では、業務に不要なアプリケーションを禁止ソフトウェアに指定し、起動時に警告を出したり実行をブロックしたりする機能があります。しかし、ブラウザ経由でアクセスする新しいクラウドサービスや未承認のAIツールは日々増え続けています。
AIを使ってURLログを定期的に分析することで、管理者がシステムで禁止リストに登録する前の未知のシャドーIT(シャドーAI)の利用傾向をいち早く察知し、情報漏洩を未然に防ぐことができます。
分析に適したログ
対象ログ: URL操作ログ
出力される主な項目: 処理日時、コンピューター名、ユーザーID、社員名、ブラウザ種別、ブラウザVer、URL、タイトルなど。
※対応ブラウザには指定があります。また、プライベートモード利用時など一部環境ではログが取得できない場合があります。
CSV出力の操作手順
管理画面のメニュー「ログ情報」から「URL操作」を選択します。
処理日時の期間や特定のブラウザ種別などで検索条件を指定します。
「CSV出力」ボタンをクリックしてファイルを出力します。
AIへの指示(プロンプト)例: 「添付の『URL操作ログCSV』から、シャドーITのリスクを分析します。URLまたはタイトルに、一般的な個人向けオンラインストレージ(例:Dropbox, Google Drive個人版)や、翻訳サイト、未承認のAIツールのドメインが含まれているアクセス履歴を抽出し、該当するコンピューター名とアクセス頻度を報告してください。」
実際の出力結果▼
ChatGPT

Gemini

■ 【ファイル操作・USB使用履歴】AIによる「内部不正・情報漏洩」の予兆検知
USBデバイスを通じた情報の持ち出しに対しては、『Eye“247” Work Smart Cloud』で「使用禁止」や「書き込み禁止」、あるいは許可したUSBのみを使わせる「ホワイトリスト制御」で強力な対策が可能です。
しかし、AIを用いてファイル操作とUSB使用履歴をクロス分析することで、「ファイルサーバーから大量のデータをローカルPCにコピーした直後に、許可されたUSBへ少しずつデータを書き込んでいる」といった、単発のアラートでは検知しにくい巧妙な内部不正の予兆を早期に発見できます。
分析に適したログ
対象ログ: 「ファイル操作」および「USB使用履歴」
出力される主な項目(ファイル操作の場合):処理日時、コンピューター名、ユーザーID、社員名、操作(開く、コピー元、コピー先、削除、名前変更前、名前変更後)、ファイル名、ファイルパス、サイズ(Byte)、作成日時、更新日時、アクセス日時など。
出力される主な項目(USB使用履歴):処理日時、コンピューター名、ユーザーID、社員名、タイプ(open、copy、arrival、remove)、ドライブ、コピー先フォルダ、コピーファイル名、説明、ベンダー、プロダクト、シリアル番号など。
※ご利用のUSBメモリ(暗号化機能付き等)やOSの環境によっては、正常にログが取得できない場合があります。
CSV出力の操作手順
管理画面メニューの 「ログ情報」 から、目的に応じて 「ファイル操作」 または 「USB使用履歴」 をクリックします。
画面上部の「検索内容」エリアで条件を指定します。
処理日時: 調査したい期間を設定します。
キーワード: 特定の機密ファイル名やプロジェクト名で絞り込みたい場合は、検索文字に入力します。
「検索」 または 「さらに絞り込む」 ボタンをクリックしてデータを抽出します。
「CSV出力」 ボタンをクリックしてダウンロードします。
AIへの指示(プロンプト)例: 「添付のCSVは、社内のファイル操作およびUSB使用履歴のログデータです。業務時間外(深夜や休日)に行われた大量のファイルコピー操作や、不自然なデータ持ち出しの兆候がないか分析してレポートしてください。」
実際の出力結果▼
ChatGPT

Gemini

■ CSV出力時およびAIプロンプト作成時の注意点
CSV出力時の注意事項
『Eye“247” Work Smart Cloud』では、各ログ情報のCSV出力は、1回の出力上限が「30万件」 となっております。データ量が膨大な場合は、検索条件の「処理日時」で期間を短く区切り、複数回に分けて出力する必要があります。
また、CSVでデータを出力する際は、タイムスタンプの統一(タイムゾーン/形式)、ユーザーIDやデバイスIDの匿名化、欠損値や外れ値の扱いを事前にルール化しておくことが重要です。
AIプロンプト作成時の注意事項
生成AIにデータをアップロードする際は、企業内のセキュリティポリシーやAIツールの利用規約(学習への利用有無など)を事前に必ずご確認ください。
また、AIに投げるプロンプトでは、目的を明確にし、期待する出力形式(要約、カテゴリ分類、異常検知スコアなど)を具体的に示すと精度が上がります。
■ まとめ:AIデータ分析×Eye“247” Work Smart Cloudで業務改善
AIデータ分析を活用することで、従来は見えなかった情報漏洩リスクを可視化できます。『Eye“247” Work Smart Cloud』のログデータを活用すれば、業務改善・コスト削減・リスク対策まで幅広く対応可能です。『Eye“247” Work Smart Cloud』の可視化データにAIを組み合わせることで、情報漏洩リスクの早期発見と業務改善の両立が可能になります。これまで情シス担当者が目視で探していた「隠れた情報漏洩リスク」や「内部不正の予兆」を、短時間で発見できるようになります。自社のセキュリティ強化と業務改善のために、ぜひ本システムで蓄積したデータのAI活用に挑戦してみてください。
また、当社では『Eye“247” Work Smart Cloud』の担当者が、詳細な分析データや改善のアドバイスまで網羅してご提案いたします。まずはお気軽に資料請求、ご連絡ください。














