ログが見えすぎる?本当に必要な情報だけを絞り込む『Eye“247” Work Smart Cloud』のポリシー・権限設定マニュアル
- 6月30日
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公開日:2026年6月30日

Eye“247” Work Smart Cloudをご導入いただいたお客様の中には、「ログ取得が社員のプライバシーを侵害しすぎていないか心配」「膨大なログが溜まりすぎて、チェックする管理職が疲弊している」といった問い合わせをいただくこともあります。
PC操作ログは、企業の安全と透明性を守るための証跡として極めて重要ですが、ガチガチの監視は従業員との信頼関係を損ね、かえって生産性を低下させてしまいます。
この記事では、PCログ管理・業務可視化ツールとして高い評価を得ている『Eye“247” Work Smart Cloud(アイ247 ワークスマートクラウド)』を使い、プライバシーに配慮しつつ、本当に必要な情報だけを賢く絞り込むための「ポリシー設定」と「閲覧権限管理」の具体的手順をわかりやすく解説します。
■ PCログ管理で情報が「見えすぎる」ことの3つの問題点
一般的なPCログ管理ツールにおいて、すべての操作ログを無制限に取得・閲覧できる環境は、「従業員の不信感の増大」「管理者の監視疲れ(運用負荷)」「システム負荷とデータ肥大化」という3つの重大なリスクや問題を引き起こします。
どのようなログでも「取れるだけすべて取得する」という運用は、かえって企業に不利益をもたらします。具体的には以下の3つの問題が顕在化します。
従業員の不信感と心理的ストレス(モチベーションの低下)
PC操作を詳細に記録できる機能は強力な反面、取得範囲を絞らずにすべての操作を見られる状態にしてしまうと、従業員は「会社に監視されている」という不快感や不信感を抱く可能性があります。
自律性が損なわれ、モチベーションが急落するだけでなく、「会社から信頼されていない」という感情が離職(静かな退職を含む)を引き起こす引き金になります。その結果、心理的なストレスからモチベーションが低下し、かえって生産性を悪化させてしまう恐れがあります。
なお、PC操作ログは決して「完全」なものではありません。顧客との電話対応やアイデアの思考時間、また資料確認時のスクロール操作など、PCを激しく動かさない業務は作業ログに反映されないため、ログはあくまで参考値としてマイルドに活用するのが信頼関係を守るコツです。
おすすめの記事:ログ管理・ログ監視を社内でどう説明する?信頼を築く4つのポイント
「監視疲れ」による管理職・システム担当者の運用負荷増大
ログが多すぎると、管理者側も疲弊します。
毎日数万件におよぶ無秩序なログがすべて管理画面に並ぶと、本当にチェックすべき「重要インシデントの予兆」が埋もれてしまいます。また、管理職やシステム担当者が確認する手間ばかりが増える「監視疲れ」は、運用の形骸化を招きます。
ログ管理では、「どれだけ取得するか」だけでなく、どれだけ確認しやすくするかも重要です。
ログの状態 | 管理者に起こること |
取得範囲が広すぎる | 確認対象が多すぎて重要ログが埋もれる |
アラート条件が広すぎる | 通知が多くなり、確認が後回しになる |
閲覧権限が広すぎる | 管理責任の所在が曖昧になる |
PC動作の低下やログデータの不要な肥大化
ログ取得の範囲が広すぎると、PC動作やログデータ量にも影響する場合があります。
膨大なログを取得し、クラウドに送信し続けると、エージェントソフト自体の動作負荷によりPCの動作が重くなったりパフォーマンスが低下したりする場合があります。
また、不要なログが日々蓄積されることでデータ量が肥大化し、ストレージコストの増大や検索スピードの低下を招くリスクもあります。
■ プライバシーと管理を両立する!設定前に決めておきたい3つの方針
ポリシー設定を始める前に、「目的」「取得するログ」「閲覧できる人」を決めておくことが重要です。この3点を整理すると、過剰な監視を避けながら、必要なリスク管理を行いやすくなります。
自社に合ったマイルドなログ管理を運用するために、以下の3つの観点からポリシー(利用規程)を整理しましょう。
何を目的にログを取得するのか
ログ管理を成功させるには、「情報漏えい防止」や「業務改善」「健康経営支援」など、自社が何のためにログを取得するのか、具体的な目的を明確にすることが重要です。
目的が定まることで、本当に必要なログとそうでないログの区別がしやすくなります。
あらかじめ「自社で作成したセキュリティのガバナンスやガイドラインが守られているかの確認」、「万が一の際のインシデント調査(証跡)」、あるいは「業務効率化のためのデータ取得」など、明確な目的を整理しておきましょう。
目的 | 優先して確認したいログ |
情報漏えい対策 | USB使用履歴、ファイル操作、クリップボード操作、個人情報スキャン |
業務可視化 | 作業ログ、利用ソフト、日報・月報、Webアクセス |
労務管理 | PC操作時間、勤怠時間乖離、深夜・休日稼働 |
IT資産管理 | ソフトウェア、OS、ウイルス対策ソフト、脆弱ソフト |
どのログを記録し、どのログを除外するのか
次に、取得するログと除外するログを決めます。
不要なアプリケーションやバックグラウンド処理を除外することで、管理画面が整理され、重要なリスクの発見精度が高まります。
判断軸 | 設定例 |
業務上必要な証跡か | 契約書・顧客情報・設計データなどを対象にする |
情報漏えいリスクが高いか | USBコピー、個人情報を含むコピーを優先する |
頻度が高すぎないか | バックグラウンド処理や不要プロセスは除外する |
従業員説明が可能か | 取得理由を明確に説明できるログに絞る |
誰がどの範囲のログを閲覧できるようにするのか
最後に、閲覧権限を決めます。
ログには個人を特定できる情報やプライバシーに関わる内容が含まれる場合があるため、閲覧権限のルール化が不可欠です。
「何でも見られる特権管理者(システム管理者)」は最小限に絞り、現場のリーダーや所属長は「自分の部下のログだけを閲覧できる」ように閲覧制御をかけます。これにより、管理者による「見えすぎ」を防ぎ、従業員の安心感を高められます。
■ Eye“247” Work Smart Cloud(アイ247 ワークスマートクラウド)とは

Eye“247” Work Smart Cloudは、単に従業員の行動を「見張る」ためのものではありません。「誰が、いつ、どこで、どれだけの時間、どんな業務をしていたか」を定量的に可視化することで、組織全体のボトルネックを解消し、スマートな働き方(Work Smart)を推進するためのクラウドサービスです。主に以下の4つの領域からアプローチを行います。
業務・労務管理: 申告された勤怠時間と実際のPC稼働ログの「勤怠乖離」を自動で突き合わせ、隠れ残業や過重労働を防ぎます。
情報漏えい・内部不正対策: USBデバイスなどの外部記憶媒体の書き込み制限や、個人情報ファイルの所持状況スキャン、アラート通知などにより、機密データの流出を防止します。
IT資産管理: OSの更新状況やインストールされているソフトウェアのバージョン、ライセンスの使用率などを自動収集し一元管理します。
業務の可視化: 1分単位の操作ログに基づき、ヒートマップや日報・月報形式で業務集中度や工数配分をわかりやすくレポート表示します。
■ Eye“247” Work Smart CloudでOFFにできるログ一覧
『Eye“247” Work Smart Cloud』では、全種類のログを強制的に取得するわけではありません。企業のセキュリティ方針やPCのパフォーマンスへの影響を考慮し、不要なログ取得は「無効化(OFF)」や「条件除外」ができる設計になっています。
主に設定の変更や無効化が可能なログは以下の通りです。
ログ | OFF・除外設定の方法 | 期待できる効果・メリット |
作業ログ (一部プロセスの除外) | 「プロセス除外リスト」に特定の拡張子(.exeなど)を指定 | 業務に無関係なバックグラウンド処理のログをカットし、データ肥大化を防ぎます。 |
クリップボード操作ログ | 「クリップボード監視を有効」のチェックを外す、または「全クリップボード監視を停止する」を設定 | すべてのコピー&ペーストを追わず、PCの動作が重くなる症状を改善する特効薬になります。 |
ファイル操作ログ | 記録する拡張子を限定する、または「除外監視」で対象外フォルダ(%ProgramFiles%や/Applicationsなど)を指定 | システムファイルの自動更新など、人間が行っていない不要なファイル操作ログを排除できます。 |
USB操作ログ | 「USB操作監視」を「しない」に設定 | ログ取得を停止することで、暗号機能付きUSBメモリ等との動作競合(コンフリクト)を回避できます。 |
URL操作ログ | 「URLアクセス監視」の「監視する」のチェックを外す、または特定カテゴリのみを監視 | プライバシーに配慮し、すべての閲覧履歴ではなく「危険なサイト」などに的を絞れます。 |
PC負荷情報 | 「負荷情報を取得」を「取得しない」に設定 | CPU使用率などの監視・採取を停止し、端末への余計な負荷を減らします。 |
デスクトップ画像送信 | ポリシー設定で画像送信を無効にする | 画像の定期送信を止めることで、ネットワーク帯域の圧迫を抑えます。 |
位置情報(GPS等) | 「クライアントGPS送信設定」を無効にする | テレワークや外勤時の位置特定が不要な場合、プライバシー保護の観点から送信を停止できます。 |
パスワード設定情報 | 「Windowsログオンパスワード設定情報を取得」を「取得しない」に設定 | Active Directory環境において、意図しないアカウントロックが発生するのを防ぎます。 |
※設定をOFFにすると一部の機能(印刷制限や禁止アプリ起動など)が連動して制限される場合があるため、運用目的に合わせて慎重に選択してください。
※一部機能はmacOS環境で設定できない場合があります。
■ 「プロセス除外リスト設定」で不要なログをカット
プロセス除外リスト設定とは(特定のバックグラウンド処理などを除外)
『Eye“247” Work Smart Cloud』の「プロセス除外リスト設定」とは、『Eye“247” Work Smart Agent』をインストールしているクライアントPCで、特定プロセスとの競合を回避するために監視対象から除外する設定です。この設定により、除外されたプロセスは、「作業ログ」や「禁止ソフトウェアの起動制限」などの検知対象から外れるため、システム由来の不要なログ書き出しを大幅にカットできます。また、登録時は「notepad.exe」のように拡張子を含めて入力し、大文字・小文字は区別されません。
設定手順とポイント(拡張子指定による除外方法)
設定>ポリシー設定>各ポリシーの詳細設定>その他設定>プロセス除外リスト

上記の手順により、画像の画面を表示します。
その後、以下の手順により除外したいプロセスを入力していきます。
除外したいプロセス名を確認する
拡張子を含めて登録する
入力例: notepad.exe 、 security_helper.exe
「追加」ボタンをクリックする
最後にポリシーを「保存」してクライアントへ配信
※除外するプロセス名は大文字・小文字を区別しません。(Notepad.Exe = notepad.exe と判定されます)
ログ取得状況やPC動作を確認する
注意点として、除外しすぎると必要な証跡まで残らなくなります。設定前には「なぜ除外するのか」「除外しても業務・セキュリティ上問題ないか」を確認しましょう。
除外リスト登録によって制限される監視機能(印刷・アプリ起動など)
プロセス除外リストに登録したプロセスでは、以下のような監視機能に影響が出る場合があります。
影響を受ける可能性がある機能 | 内容 |
印刷枚数制限 | 除外プロセスからの印刷制限が効かない場合がある |
印刷制限時のメール送信 | 対象プロセスの印刷通知に影響する場合がある |
透かし印刷(ウォーターマーク) | 透かしが付与されない場合がある |
禁止アプリ起動 | 禁止アプリとして検知されない場合がある |
USBログ取得の一部 | USBからPCへのドラッグ&ドロップログに影響する場合がある |
操作ログ取得の一部 | マウス・キーボード操作の監視ができない場合がある |
つまり、プロセス除外リストは「不要なログを減らす便利な設定」である一方、監視対象から外す設定でもあります。設定後は、意図したログが残っているか必ず確認しましょう。
■ 条件を満たした場合だけ記録する「クリップボード・ファイル操作監視」

すべてのコピー&ペーストを追わない。個人情報を含むコピーだけを検知する「クリップボード監視」
設定>ポリシー設定>各ポリシーの詳細設定>情報漏えい(マイナンバー等)対策>クリップボード監視を有効
従業員が行うすべてのコピー&ペーストを記録すると、膨大なデータになるため、『Eye“247” Work Smart Cloud』の「クリップボード監視」では、コピーされたデータ内に、事前に設定した件数以上の氏名や住所などの個人情報が含まれている場合のみ、サーバーへ情報を送信して記録します。個人情報を含まないコピー操作は送信されないため、効率的に情報持ち出しを監視できます。
PCが重いときの特効薬:「全クリップボード監視を停止する」の活用法
設定>ポリシー設定>各ポリシーの詳細設定>その他設定>全クリップボード監視を停止する

『Eye“247” Work Smart Agent』をインストールしてからPCの動作が重くなった場合、「全クリップボード監視を停止する」を設定することで症状が改善する可能性があります。ただし、これを停止すると、クリップボードを使用した操作ログ、ファイル操作ログ、USB操作ログ(USBからPCへのファイルコピーログ)のコピー&ペースト処理が取得されなくなる点には留意してください。端末のスペックや負荷状況を見ながら慎重に適用してください。
すべてのファイルを追わない。特定の拡張子に絞って記録する「ファイル操作ログ設定」
設定>ポリシー設定>各ポリシーの詳細設定>情報漏えい(マイナンバー等)対策>ファイル操作ログを取得する
『Eye“247” Work Smart Cloud』のファイル操作ログでは、ファイルを開く操作や、コピー・名前変更・削除などを記録できます。
しかし、PC内やファイルサーバー内にある何千何万という一時ファイルをすべて記録すると、ログの検索性が極めて悪くなります。そのため、本当に保護したい文書ファイルのみに絞り込んで記録を行います。
指定方法: csv:rtf:doc:docx:xls:xlsx:ppt:pptx:pdf:txt のように、コロン(:)区切りで必要な拡張子のみを指定します(最大半角260文字まで指定可能)。
デフォルト拡張子セット: 一般的なOffice製品(Excel、Word等)やPDF、一太郎などの文書ファイルを一括で記録する場合は、「デフォルト拡張子セットの操作(実行)を記録する」にチェックを入れるだけで簡単に標準セットを指定できます。
ファイル操作ログは便利ですが、対象を広げすぎると確認対象が増えます。まずは情報漏えいリスクの高いファイル形式から設定するのが実務的です。
■ 「URLアクセス監視」を特定カテゴリーに絞る
URLカテゴリー監視機能の概要(数万件の履歴を大・小カテゴリーへ自動分類)
従業員のWebアクセス履歴は日々数万件に及ぶこともあり、個別のURLを確認するのは管理者にとって大きな負担です。
『Eye“247” Work Smart Cloud』の「URLカテゴリー機能」を活用すれば、数万件におよぶWebアクセス履歴を自動分類し、「ビジネス」「SNS」「危険サイト」などの大カテゴリーおよび小カテゴリーに分類・集計してくれます。これらのデータは、Webサイト利用状況、業務外サイトの利用傾向、危険性のあるサイトへのアクセス、情報漏えいリスクの確認に活用できます。
「業務外サイト」に的を絞る。監視対象カテゴリーの選定手順
設定>ポリシー設定>各ポリシーの詳細設定>基本設定>URLアクセス監視>集計カテゴリーを追加


URLカテゴリー監視では、すべてのカテゴリーを監視するよりも、業務外利用やリスク確認に必要なカテゴリーに絞る方が運用しやすくなります。
ポリシー設定の「URLアクセス監視」画面から、監視したい「集計カテゴリー」を追加できます。たとえば、業務に無関係な「ギャンブル」や「掲示板」などのカテゴリーを選択しておくことで、不適切なWebサイトの閲覧履歴だけを抽出してダッシュボードで分析できるようになり、管理者の確認工数が大幅に削減されます。
閾値を超えたらメールが飛ぶ「URL監視アラート」の設定方法
設定>サーバー設定>アラート設定>URL監視アラート>有効>設定する


指定したURLカテゴリーへのアクセスが設定した閾値を超えた場合に、管理者にメールで通知する「URL監視アラート」機能があります。集計間隔は4時間、8時間、12時間、16時間、20時間、24時間から選択でき、閾値は10~1000の範囲で設定できます。
「URL監視アラート」機能を活用することで、業務に無関係なサイトへの過剰なアクセスをリアルタイムに検知し、インシデントの予兆を早期に把握できます。
■ 管理者にも見えすぎない権限・管理部署の適切な設定方法
ログの取得範囲だけでなく、閲覧範囲の制御も重要です。
管理者全員が全社員のログを見られる状態ではなく、所属長には自部署・部下の範囲だけを表示する設計にすると、プライバシーと管理を両立できます。
部署・マネージャーに応じた権限設定の重要性
ログ管理システムにおいて、全社員のログをすべての管理者が閲覧できる状態はプライバシーの観点から望ましくありません。『Eye“247” Work Smart Cloud』では、「社員マスタ設定」で権限や管理部署を設定できます。
権限には主に以下のような考え方があります。
権限 | 主な用途 |
一般社員 | 自身の日報・月報など限定的な利用 |
所属長 | 管理部署に設定された部下・部署の確認 |
システム | 全体設定や管理業務 |
マネージャーには組織の労務管理や業務管理に必要な権限を与えるべきですが、他部署のデータやシステム設定を変更できる権限は不要です。権限を細分化することで、「見えすぎ」による社内トラブルや、管理者自身の不適切なログ利用を防ぎます。
「所属長」権限の付与と、自分の部下のログだけを表示する「管理部署モード」の運用手順
設定>社員マスタ設定>社員の詳細>権限

社員マスタの権限設定では、「一般」「所属長」「システム」の3つから権限を付与できます。マネージャーには「所属長」権限を付与し、さらに「管理部署」を選択することで、自分の管轄する部下のログだけを表示・分析できる「管理部署モード」での運用が可能になり、他部署のログが見えすぎる問題を解決できます。
以下の方法で社員マスタを設定することで、特定の所属長に対して「管理部署モード」を適用できます。
[設定] > [社員マスタ設定] を開き、マネージャーアカウントを選択して編集画面を開きます。
権限区分を「所属長」に設定します。
当該所属長に紐づける「管理部署ID(管理対象の部署)」を割り当てます。
設定を保存し、完了します。
運用時の見え方の違い
所属長が「管理部署モード」で管理画面(Work Smart Manager)にログインすると、全体モードとは以下の違いが生じます。
表示制限: 検索条件やツリー上に、自分が管理する部署の部下(社員名・ユーザーID)のみが表示され、他部署のメンバーは完全に非表示(閲覧不可)になります。
画面構成の違い: ログ情報画面などにおいて、他部署のログは検索・抽出できなくなります。
■ 設定を放置しない!定期的な見直しとチューニング
セキュリティポリシーは作成して完了ではなく、業務フローの変化やシャドーITの出現に合わせて、3ヶ月〜半年に一度のペースで定期的にアップデートしていくPDCAサイクルが不可欠です。
業務の変化に合わせてポリシーはアップデートしよう
一度設定したログの除外リストや監視カテゴリーも、組織の体制変更や業務内容の変化によって実態と合わなくなることがあります。取得したログを定期的に確認・分析し、「不要なログが多すぎないか」「新たに追加すべき監視対象はないか」を関係部署と共有しながら柔軟にポリシーをアップデートしていくことが、形骸化を防ぐ運用のコツです。
【チューニングの推奨ステップ】
新規クラウドサービスの台頭への対応: 現場の業務効率向上のために導入された新しいSaaS製品やWeb会議ツールが、既存のポリシーで「警告」や「URLアクセス規制」にかかっていないかを確認します。必要に応じて「除外」や「許可」の設定をアップデートします。
不要になった禁止設定の解除: 以前は禁止していたが、現在は使用可能になったアプリなどが、利用禁止ソフトウェアリストに登録されたままになっていないか確認し、解除を行います。
アラートの閾値調整: URLカテゴリーアラートや作業ログアラートの通知頻度が多すぎて、管理者がメールを無視する状態になっていないかチェックします。閾値(回数)を調整し、本当に危険なログだけが通知されるように最適化します。
■ まとめ:ガチガチの監視ではなく、自社に合ったマイルドなログ管理を
ログ管理で大切なのは、「全部見る」ことではなく、必要なログを、必要な範囲で、継続的に見直しながら活用することです。従業員に不安を与えないためにも、ログ取得の目的、取得する情報、閲覧できる人を明確にしましょう。
『Eye“247” Work Smart Cloud』の柔軟なポリシー設定やプロセス除外、権限管理の機能を活用することで、ガチガチの監視による従業員の不信感を招くことなく、自社の社風に合った「マイルドで最適なログ管理」を実現できます。
■ よくある質問(FAQ)
Q1. Mac端末のログ収集範囲はWindowsと異なりますか?
A. はい、一部異なります。macOSの仕様により、「作業ログ(アクティブウィンドウ)の取得」「URLアクセス監視」「ファイル操作ログ取得」など主要なログ管理機能は利用可能ですが、「印刷操作監視」「透かし印刷」「USBデバイス使用禁止(書込のみ禁止含む)」「個人情報ファイルスキャン」などはMac版では非対応、または対応範囲が限定的となります。詳しくは操作マニュアルの「動作環境」および比較表をご参照ください。
Q2. プライベートブラウザ(シークレットモード)でのURLアクセスもカテゴリー分類できますか?
A. Windows版では、シークレットモード中もアクセス日時やブラウザ種別は取得されますが、URLおよびページタイトルはデータベースに記録されず、タイトル欄には「シークレットモード中…」と記録されます。そのため、シークレットモード中のアクセスについてはカテゴリーの自動分類や集計は行えません(Mac版ではシークレットモード中のログ自体が取得できません)。
Q3. 工数がかかりすぎるため、初期設定時に社員マスタを効率的に一括登録する方法はありますか?
A. はい、「CSVインポート機能」をご活用ください。管理画面の [社員マスタ設定] にある「CSVインポート」から、規定フォーマットのCSVファイルをインポートすることで、数百名規模の従業員名、部署ID、ログインパスワード、割り当てるコンピューター名を一括で登録・更新可能です。














